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ラツコビッチが愛したクロアチアの風景と色彩  2012.7.29 > 8.18  ギャラリー泉


期 間中たくさんのお客様をお迎えし、ラツコヴィッチ作品について、この長いす に座って語り合いました。
クロアチアへの旅に思いを馳せた方も多かったことでしょう。




長 いすに座って正面に見えるのが<四季>です。
そして手前の丸テーブルでは、子ども達が「ハート飾り」のワークショップを楽しみました。
ひまわりの刺繍の施されたテーブルクロスも、来場者の心を惹きつけました。




「クロアチアってどこにあるんですか。」とまずその位置を確認。
そして美しい絵葉書で、旅の気分がさらに盛りあがります。
中でもマルコ・ポーロが生まれた島とされるコルチュラ島の魚の絵葉書が子ども達に大人気でした。




伝統的刺繍とレース編み。クロアチアでは、刺繍やレース編みが盛んで、
民族衣装をはじめテーブルクロス、窓飾りなどの室内装飾として、生活を豊かに彩ってい ます。
展示作品は、農村の女性たちが嫁ぐ娘さんたちのために、縫い上げて持たせたものだそうです。
刺繍の裏の縫い目も美しく、それが女性たちの自慢で す。




この作品は同じ作者のものだと思い ます。
形が単純化され、素朴な感じが見る人の心を和ませたことでしょう。
両端のレースももちろん手作りです。



ガラスケースには、小さな刺繍とク ロアチアのお土産品を展示しました。
村の祭りで女性たちが身につけた帽子を、地元の小学生にかぶってもらいました。
とてもチャーミングです。



ワークショップの様子です。
まず、ミニサイズのハートや魚の紙で線の練習をしてから、本番のハートに模様を描きます。
そこに、色とりどりのビーズを付け て、仕上げます。
期間中、4人のお母さんを含め30人近い参加がありました。
できた作品とミニハートや鳥、魚を展示しました。
どれもとても良い出来栄え で、会場をさらに明るくしてくれました。




製作に打ち込む姿が可愛らしく、思 わずシャッターを切りました。



ハート飾り。一人ひとりの個性が光ります。



麻ひもの<びんアート>です。
クロアチアの首都ザグレブで<びんアート>に出会ったのは、今から15年前のことです。
たくさんの作品の中から1番小さいものを求め、日本に持ち帰りました。
そして、毎日眺めているうちに、創作意欲をかきたれられました。
以来、函館の高校、津南町の小学校で紹介してきました。
今回の展示は、津南町立上郷小学校の4・5・6年生がクラブ活動で作った作品に、ハートをアレンジしたものです。




胸元に赤い刺繍の入ったワンピース をきて、ガラス絵や工芸品に囲まれてとても幸せでした。
(ラツコビッチ・アート・ジャパン代表 山崎富美子)



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